目標設定のプロセス

自己実現といわれると少し腰が引けてしまうかもしれないが、結局のところ、それはこうした目標設定のプロセスを踏んで、アクションを起こしていった結果、達成できるものなのだ。しかし基本的なポイントを眺めてみると、軸を考える作業は誰にでもできそうな内容だ。問題は、その先の個人の努力ということになる。何分、21世紀に老後を迎える人にとって、毎月支払っている年金の見返りが期待できそうもないのは、もはや動かしようのない事実。つまり親世代の老後生活の考え方は踏襲できない上に、国がどこまで手を差し伸べてくれるかの見当もつかない。どうやら自助努力で何とかしてくださいと言われかねない時代になりそうだ。となれば、リタイア時の貯蓄目標をある程度、設定してみることも必要だろう。こうした仮の計画を立てることで、これからの働き方、仕事との関わり方も、より具体的に捉えることができる。こうして設定した生き方の軸を中心とした何十年かにわたるライフプランと老後の生活を実現するためには、漫然と日々を過ごすのではなく、3年ごとの短期目標、5〜10年ごとの中期目標、15〜20年ごとの長期目標をしっかり定め、各段階で目標がどれだけ達成できているかを確認するようにしたい。